整骨院と整体の違い
2018年06月30日
以前から思っていたことなんですが、
一般的に整骨院と整体、カイロプラクティック等の区別が浸透していないなと・・・。
身体や治療の悩み相談のサイトだったり、Facebookなんかでも混同しているなぁと思う書き込みをたまに見かけます。
この仕事をしている側としては区別してほしいなぁと思いつつ、仕方ないなぁと思ったり(^^;
今回はその違いを書きたいと思います。
目次
整骨院(接骨院・骨つぎ)
柔道整復師という国家資格を持っていないと出来ず、各種保険が使え、骨折、脱臼、打撲、捻挫とそれに準ずる状態の治療が可能。
単純な肩こりでは保険は使えないが自費では通院可能。
看板に各種保険取り扱い
骨折、脱臼、打撲、捻挫
と書いている所は国家資格を持っている先生がいます。
名前は3つほど種類がありますが(整骨院、接骨院、骨つぎ)、言い方の違いでどれも同じです。
同じように、
鍼灸マッサージ院も同様で、国家資格が必要です。
鍼灸院、鍼灸マッサージ院、マッサージ院はそれぞれの国家資格を持っている先生がやっている所です。
私、院長小川は柔道整復師、鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師の4つ全部持っています。
整体
元々は中国から伝わってきて、日本に来てから日本式に改良され、
マッサージや体を操作しながら体の不調や問題を整えていたそうですが、
近年ではマッサージやストレッチ等をメインにやっている所が多く、国家資格はありません。
完全に自費なので、金額はそれなりにしてしまいます。
カイロプラクティック
アメリカ発祥の技術で、アメリカでカイロプラクターは医師と同じくらいの権限があるそうです。
背骨の歪みが体の不調や問題を引き起こすという考えを元に(他にも色んな考え方があるのでこれだけではありません)
背骨の矯正をカイロベッドを使いやっていく技術です。
皆さんが良く耳にするバキバキ鳴らすやつですね。(鳴らさないソフトなやり方もあります)
ちゃんとやっている所もありますが、やり方だけ教わり、よくわからずやっている所もあるので見極めてから通いましょう。
こちらも日本では国家資格はなく、整体と同様に自費になります。
当院の整体メニュー
当院にも整体のメニューがあります。
当院では、整体の目的として、歪みやバランスの調整、弱化筋の回復、アレルギーの調整、精神の調整や解放等何でもやらせて頂きます。
ケガの治療は保険の方になりますので、分野分けをしています。
当院で使う手技はCBS、AK、カイロプラクティック、オステオパシー等その人に合わせて使い分けやミックスしていきます。
困ったことがあればとりあえず何でもご相談下さい。
最後に、国家資格は柔道整復師、鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師の4つのみです。
よく目にする揉みほぐし、クイックマッサージ、オイルマッサージなど資格があるようなものも実は日本では資格はありません。
通称民間資格と言われるものですね。
極論、今日から私は整体師だと言えばなれるわけです。
でも、国家資格を持っていないと治療が出来ません。
資格がない所に行くと、初めに治療行為が出来ない旨の説明を受けたり、読んでサインしたりあると思います。
区別を理解して、適材適所の所に行きましょう。